頭痛と一口に言ってもその原因は様々です。
ずっと同じ姿勢で座っていたために首や肩の血流が悪くなり起こる痛み、気圧の変化による痛み、耳や鼻の詰まりからくるもの、もちろんなにかしらの病気といったことも考えられます。
また「痛いとまではいかなけれど、なんとなく頭が重たいような気がする…」といった頭重といった症状も存在します。
これらは、市販の頭痛薬で改善することが可能ですが、もし長期にわたって痛みが続くようであれば別の方法を考えなければなりません。
薬は確かに一時的には症状を緩和してくれますが、対処療法となるので根本的な解決にはならないのです。
しかし、なにか病気があるわけでもなく原因がわからないのでは対処のしようがありません。そんな時は『自律神経の乱れ』を疑ってみましょう。
先述したとおり、頭痛には様々な種類と原因が考えられますが、その中のひとつに『自律神経の乱れによるもの』があります。
このように表現すると難しく聞こえてしまうかもしれませんが、この神経は身体の意志に関係なく働く器官を管理する神経で、交感神経と副交感神経に分かれます。
簡単に言うと、身体の各器官を無意識に操作してくれている神経のことです。
身体の各機関を操作する神経が異常をきたせば、身体をめぐる血液や体液の循環もうまくいかなくなり、何かしらの不調を起こしてしまうのも当然というものです。
自律神経の乱れのによる不調は頭痛だけでなく、不眠や胃の不調、便秘や精神的疾患など、ここでは書ききれないほど様々な身体の異常を引き起こします。
また、自律神経の障害は年配や更年期の方に起こりやすいものと誤解している方も多いです。
確かにそのようなことが原因になる場合もありますが、これらの症状は子どもからお年寄りまで幅広く症状が現れるもので、誰しもにその可能性があるのです。
年齢や性別はあまり関係がないとお考えいただければと思います。
では、これを正常に働かせるにはどのようにすればよいのか、というお話になります。
自律神経を正しくコントロールするには普段からの生活でも気を付けるべきことは多いですが、整体によってその手助けをすることができます。
全身をチェックし、血液や体液が滞っている箇所をほぐしたり、骨のゆがみを矯正したり、逆に骨が緩んでしまっている箇所は元の場所に戻したりといった工程を行うことで改善に導くことが可能です。
そもそも整体とは治療ではなく、身体が正常に働くように整えるものですから、これは整体の得意分野といえるでしょう。
長期間頭痛でお悩みの方は、一度整体による体長改善を試してみてはいかがでしょうか。
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