肩こりでおブスになる?美しくなるための肩こり解消法とは?

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肩こりでおブスになる?美しくなるための肩こり解消法とは?

肩こりで頭痛やめまい、吐き気が起こるなどは聞いたことがあるかもしれませんが、美容にも影響を及ぼすとは、知らない女性が多いのではないでしょうか。

肩こりを放置しておくと、顔が老けて肌のツヤもなくなり、だんだん老けていきます。
さらには、首や二の腕にも影響を及ぼすので要注意です。

ここでは、肩こりと美容の関係、肩こり解消のストレッチをご紹介します。

 

■肩こりを放置しておくとおブスになる?

国民病とも言われている肩こりは慢性化すると、健康面だけではなく美容面にも悪影響を及ぼします。

デスクワークや緊張、仕事や家事などで知らない間に凝ってしまう肩は、慢性化するほどほぐすのが大変です。
揉んでも治らないと、いつの間にか放置するようになり、凝りがひどくなると血流もリンパの流れも悪くなるので老廃物や水分が溜まりやすくなります。

それによって、どんどんおブスになっていくのです。
いつまでも美しくありたいのなら、まず肩こりを治すことですね。

 

■肩こりで肌荒れが起こる

肩こりで肩や首の血液やリンパの流れが悪くなると、肌荒れを起こしやすくなります。
それは、肩や首で血液やリンパが滞ることで、肌に必要な成分や酸素が行き渡りにくくなるからです。

一生懸命、肌にいいビタミンやミネラル、タンパク質などを摂っていても、顔の肌細胞まで届きにくくなるため、肌のターンオーバーもうまく行かずに肌荒れしやすくなるのです。

さらに肩こりから首こりになると、自律神経が乱れやすくなるため免疫力が下がり、肌荒れを起こしやすくなります。
自律神経の近くには女性ホルモンをコントロールする場所があるので、女性ホルモンも連動して悪くなり、肌のハリやツヤが失われていきます。

 

■肩こりで顔が老ける

肩こりが慢性化すると、次のような顔の老化が起こります。

○くすみやクマ
肩から血液やリンパの流れが悪くなると、顔の血液やリンパも悪くなるので、くすみやクマができやすくなります。

○肌の乾燥によるシワ
血流が悪くなると、新陳代謝が低下して肌のターンオーバーがうまく行かなくなるので、乾燥しやすくなります。
乾燥が慢性化すると、目元や口元などの皮膚が薄い部分にシワができやすくなり、老け顔になります。

○顔のたるみ
肩こりから顔の表情筋もこり固まり、表情筋の筋力が低下すると顔が下に引っ張られてたるみの原因になります。

○二重アゴ
表情筋が凝りで力を失うと、顔の筋肉が下がるので二重アゴになります。

○顔のむくみ
肩から血液やリンパの流れが悪くなると、不要な水分や老廃物の排出がスムーズに行かなくなるので顔がむくみやすくなり、顔が大きく見えてしまいます。
また、フェイスラインもぼやけるので、オバさん顔になってしまいます。

○顔のハリやツヤ不足
血液によって肌に必要な栄養素や成分が届きにくくなるので、肌のハリ成分の生成がうまくいかなくなったり、肌のターンオーバー周期が乱れて新しい肌細胞が生まれにくくなるので、ツヤもなくなってきます。

このように、肩こりがひどくなるだけで、日に日に顔がたるんだりむくみやすくなるため、老けて見られるようになってしまいます。
上質な化粧品を使っていても、肩こりのせいで顔の老化が進んでおり、化粧品の効果が得られないこともあるので、肩こり解消は美容面でもかなり重要なポイントとなるのです。

 

■肩こりで二の腕が太くなる

暑い季節になると、腕を出す機会が増えますね。
そこで気になるのが、二の腕の太さやたるみです。

二の腕がたるんで太いだけで、全体的にぽっちゃりしているように見られてしまいます。
特に女性は、鎖骨のラインから二の腕のところまでがほっそりしていた方が、露出の高い服を着たときでもセクシーに決まって女性らしさを前面に出せるので重要です。

二の腕が太くなると、「ちょっと太ったのかな?」と心配になりますが、実は肩こりが原因になっていることも多いのです。
肩と二の腕は結構近い場所にありますから、肩こりで肩周辺の血液やリンパの流れが悪くなると、二の腕も同じような状態になり、老廃物を溜め込んで脂肪がつきやすくなったり、むくんで太く見えてしまうことがよくあります。

二の腕のマッサージをするだけで、ほっそりする人も多く、その原因のほとんどが肩や首の凝りによるむくみなのです。
むくんでいるということは、水分や老廃物が溜まっているということですから、それをマッサージなどで流してあげることでほっそりとするのですね。

また、肩が凝ると、肩甲骨に繋がっている僧帽筋周辺が凝って動きにくくなります。
運動やストレッチなどの習慣があれば、僧帽筋周辺の凝りが取れて動きにくくなることはありませんが、そのままにしておくと、二の腕の可動域も狭くなり、ますます血液やリンパの流れが悪くなってしまいます。

そうしたメカニズムで、知らないうちに肩こりから二の腕が太くなっているケースが実は結構多いのです。

 

■肩こりで首が太くなる

デコルテを強調したファッションコーデにしたいのに・・・首が太いせいでコーデできない・・・という女性が多いようです。
首が太いと、二の腕が太いのと同じように、太って見えたり老けて見えてしまったりします。
さらに、デコルテまでオバさんっぽく見えてしまうので、首のラインを女性にとってはかなり大事なのですね。

首が太ったのが体重が増えたせいかも・・・と考える女性が多いようですが、実はほとんどの原因がむくみです。
肩こりから首が凝り、老廃物や余分な水分が首に溜まるようになると、どんどん首が太くなって太ったような印象になるのです。

その証拠に、首のリンパマッサージをすると、マッサージの直後に首がほっそりして驚くケースが多いのですね。
つまり、老廃物や水分のせいで太くなっていただけなのです。

首だけではなく、肩にかけてリンパマッサージをするので、肩から首の血液やリンパの流れがスムーズになり、疲れもスッキリ取れます。
顔にも血液が流れやすくなるので、肌の色がワントーン明るくなるのも珍しい話ではありません。

肩が盛り上がるほど凝ってしまっている女性は、ほとんどの場合、首も太くなっています。
首のむくみが進行すると顔にも影響が出て、先ほどもお話ししたように、顔にもむくみが出てしまいます。

 

■毎日実践したい肩こり解消ストレッチ&エクササイズ

肩こりの解消にはリンパマッサージなども効果的ですが、日々の対策としてエクササイズやストレッチも効果的です。
特に、デスクワークなどで肩が凝りやすい環境にいる人は、ストレッチを日課にすれば肩こり解消へと向けていけます。
ここで、首から肩、肩甲骨などをストレッチする方法をいくつかご紹介します。

 

○首の前倒しストレッチ
まず、首からストレッチしていきましょう。

1. 椅子などに座って姿勢を整えたら頭を前に倒します。
2. 一度、頭を起こして元の状態に戻ったら、頭の後ろで手を組んで手で軽く押しながら、再び頭を前に倒して首を伸ばします。5秒ほど静止します。
3. さらに息をゆっくり吐きながら、おへそを覗き込むようなイメージで深く首を倒して伸ばします。背骨も前に倒していきましょう。5秒ほど静止したら元の姿勢に戻ります。

これを1日に3セットほど行いましょう。

 

○肩甲骨のストレッチ
デスクワークが多い人は、肩甲骨をストレッチすると肩がスッキリします。
肩甲骨のストレッチをご紹介します。

 

1. 椅子に座った状態で両手を軽く腰に当てます。
2. 肩甲骨同士をくっけるように、両肘を後ろに引く
3. 背中の筋肉が左右に引っ張られるように、肘を前に押す
5~10回ほどこれを繰り返す

 

○タオルを使った肩の上げ下ろしエクササイズ
フェイスタオルを使って、肩の上げ下ろしをすると肩周辺の筋肉がほぐれます。

1.肩幅くらいの幅でフェイスタオルを持ち、腕を伸ばします。そのまま両腕を上げて肘をゆっくりと曲げていきます。
2. 肘を曲げた時に耳の横あたりに手が来るのが理想ですが、無理のない範囲で肘を曲げてから、再び伸ばします。
3. 1〜2を10回行います。

余裕がある人は、肩幅より広めの幅でフェイスタオルを持って実践してみましょう。
さらに肩を動かせるので、効果があります。

 

○肩回しエクササイズ
肩を回す機会は、日常の中であまりありませんね。
だからこそ、肩周辺の筋肉が凝りやすくなるのです。

肩を回すエクササイズで肩こりを解消しましょう。

1. 左手を左肩に、右手を右肩に添えて肘を曲げます。
2. 肘で大きな円を描くようなイメージで、肩甲骨に意識を向けながら10回程度、前から後ろへと回します。
3. 2と同じ要領で後ろから前へと10回程度回して終了です。

 

■食生活を見直して肩こり解消を!

肩こり解消のために注目していただきたいのが食生活です。
ビタミンやミネラルをあまり摂らない生活を送っていると、運動不足でなくても肩が凝りやすくなってしまいます。
ここで肩こり解消に役立つ栄養素と食べ物をご紹介します。

○ビタミンB1
ビタミンB1は食事から摂った糖質をエネルギーに変えて筋肉や神経へと供給する栄養素です。
それによって筋肉の動きが良くなるので肩こりが解消されやすくなります。
ビタミンB1は、豚肉や玄米、大豆、うなぎ、ごまなどに多く含まれています。

○ビタミンE
ビタミンEは若返りのビタミンだと言われていますが、それは血行促進効果があるからです。
血管を拡張させて肩周辺の血流を促進し、肩こり解消へと向けてくれます。
ビタミンEは、アボガドやうなぎ、ほうれん草、ナッツ類などに多く含まれています。

○クエン酸
クエン酸は、筋肉の疲労物質である乳酸の分解を高める働きを持っています。
筋肉に乳酸がたまると筋肉痛や凝りの原因になります。
クエン酸で乳酸がたまりにくくなると、肩こり防止になります。

クエン酸は梅干しやレモン、酢などの酸っぱい食品に多く含まれています。

 

■おわりに
日常生活の中で肩こり解消のためのストレッチやエクササイズに取り組み、食生活を整えることで、肩こり対策ができます。
肩こりを解消すれば、顔や首、デコルテなどが若々しくキープできるので、いつまでも美しくいられますよ!

 

 

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