読んで字のごとく、脚を開く「開脚」
そんな開脚を取り入れたストレッチ方法がある事はご存知でしょうか。
ただ脚を開くだけで効果があるの?と思うかもしれませんが、実は開脚には嬉しい効果があったのです。
今回は、開脚ストレッチとその効果についてご紹介します。
<開脚前屈のストレッチ方法>
ヨガのポーズの一つである、「ウパヴィシュタコーナーサナ」のやり方をご紹介します。
方法
1. 壁に背中から骨盤までベタ付けにして座り、両足を目一杯広げる。
このとき、腰骨から肩、耳まで平行になるよう背骨を伸ばすことを意識する。
2. 1の状態でかかとを押し出し、さらに脚裏を伸ばす。1分ほどその状態で呼吸を繰り返す。
3. 両手を前に伸ばし、前屈でしっかりと伸ばす。
<効果>
脚裏を伸ばすことによって、骨盤の歪みの改善や、骨盤周辺の血行促進が期待できます。
また、骨盤周辺は女性にとっては卵巣があったりと特に大切な箇所ですので、生理不順が解消できるとも言われています。
<脚を上げた状態での開脚ストレッチ方法>
床での開脚がきつい方には、寝た状態で行える「スプタ・パダングシュターサナ」をおすすめします。
方法
1. 90度になるように、お尻と脚を壁につけて寝転がる。
2. 1の状態のまま30度ほど開脚し、1分ほど呼吸を繰り返す。
3. さらに、自然に開く部分までかかとを広げ、1分ほど呼吸を繰り返す。
効果
このストレッチ方法では、内転筋を伸ばすことができるため、骨盤の調整に効果的だと言われています。
また、脚を高くするので、むくみや冷えの改善も期待できるでしょう。
こちらのストレッチは可動域も広げやすくなりますので、開脚前屈の前に行うのも良いでしょう。
股関節ストレッチにはダイエット効果も!
開脚ストレッチは股関節を伸ばすことにもつながります。
股関節は、上半身と下半身をつなぐ重要な部位であり、大きなリンパ節を有しています。
股関節をストレッチして刺激を与えることは、下半身への血流をスムーズにして、血行を良くする効果が期待できます。
その結果、冷えやむくみの解消、ダイエット効果につながるというわけです。
開脚ストレッチは最初は辛いかもしれませんが、やっていくうちに可動域も広がり、徐々に効果が見えてくるかと思います。
骨盤周辺は女性にとって重要な箇所ですので、日頃からのケアを大切にしましょう。
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