前回は体幹トレーニングの概要についてご紹介しました。
 今回は実際にどういったトレーニングがあるのかを見ていきましょう。
・アスリートご用達の「プランク」とは?
体幹トレーニングの一つに「プランク」がありますが、自分で行うエクササイズとしても効果も高く、広く扱われています。
 実際にどうやるか見ていきましょう。
まずはうつ伏せの状態で、肘で体を支えるようお尻を持ち上げます。
 そして両肘とつま先で体を支えます。

 このとき、頭から胴体、脚先まで真っ直ぐ一直線になるようにキープしてください。
 身体が沈んだり、曲がったりしないように気を付けましょう。
 頭はリラックスした状態で、斜め下を見るといいですよ。
・簡単そうで意外と難しい?
以上で説明したプランクは、簡単そうに見えて難しいものです。
 身体のフォームが崩れやすいので、最初の方は鏡やスマホ撮影で自分の姿勢をチェックするのが効果的です。
 お腹をへこませて、お尻をキュッと締めるのがコツですよ。
 プランクの姿勢がきっちりできるようになれば、30秒、45秒、60秒と少しずつ時間を延ばしていきましょう。
 またプランクの状態を維持したまま、息をゆっくり吐きながらお腹をへこませていくことを繰り返せば、お腹の腹横筋という筋肉も刺激できるので効果も倍増です。
・定期的に行おう!
どんなエクササイズ、トレーニングにも言えることですが、効果を高めていくためには継続が必要です。
 ランニングなどの激しい運動ではないので、いきなり筋肉が疲労しすぎてしまうというのもあまり起こりません。
 毎日少しずつやるだけで身体も変わっていくので、継続していきましょう。
・プランクでどんな効果があるの?
前回の記事でもご紹介した通り、体幹トレーニングでは様々な効果があります。
 腹筋全体の引き締めや強化はもちろん、それに付随して脊柱の怪我のリスク軽減や姿勢の改善、代謝アップなど様々なメリットを享受できます。
またプランクでは体幹の筋肉を鍛えていくわけなので、日常的な動作も楽になっていきます。
 というのもプランクでは一つの動作を行う際に、一度に多くの筋肉を連帯させて同時に使っていくことになります。
 人間の体は多くの筋肉を連帯させて機能していくようになっているので、プランクによって身体動作の基本的な機能を高めていくことになるのです。
いかがでしたか。
 単純なトレーニングですが、かなりの効果があります。
 「身体を引き締めたい」という方は是非プランクを試してみてくださいね。
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