みなさんこんにちは。慢性的な頭痛でお悩みの方がたくさんいらっしゃると思います。
最近では10代の日本人の3人に1人が頭痛で悩んでいると言われています。特に多くの人が経験する後頭部を中心に頭全体が締め付けられるような「緊張型頭痛」は、実は肩こりと密接な関係があります。そこで今回は、緊張型頭痛の特徴と肩こりと頭痛の関係、そしてその対処法についてご紹介したいと思います。
■緊張型頭痛とは?
緊張型頭痛とは、頭痛の最も一般的なタイプで約90%を占めていると言われています。その症状は、後頭部から首筋にかけて重苦しい感じや頭をベルトで締め付けられているような圧迫感を感じるのが特徴です。
これは老若男女問わず、誰もが発症する可能性があります。
種類は大きく2つあり、ときどき痛む「反復性緊張型頭痛」と、毎日のように痛みが続く「慢性緊張型頭痛」があります。どちらの症状も、頭のまわりを何かで締め付けられているような鈍い痛みが特徴です。
■肩こりと頭痛の関係
肩や首の筋肉の奥は頭の筋肉と繋がっています。そのため肩こりや首のこりは頭痛に影響しやすいと言われています。特に首筋のこりや違和感がそのまま頭痛へと発展するケースが多いです。
この「緊張型頭痛」は首筋や肩のこりによってその周辺の血流が低下することによって頭痛が発生すると考えられています。また頭痛は運動不足とも関係していると言われています。運動不足によって筋肉を動かすことが減ると筋肉は硬くなり、血流が悪くなります。血流が悪くなることで代謝が悪くなり、代謝産物が肩に溜まり肩こりをもたらし、結果的に頭痛へと発展していくのです。
■知っておくべき対策方法!
これ以上頭痛に悩まされたくない方は、対策法をしっかりと知っておく必要があります。ここでは3つの対策法についてご紹介いたします。
・長時間同じ姿勢を保たない
デスクワーカ-に多いのですが、長時間椅子に座り続けると筋肉が緊張し、コリに繋がりやすくなります。そのためこまめに休憩を取って、時々背筋を伸ばすなど軽いストレッチを行い、筋肉を解してあげましょう。
・適度な運動を心がける
運動不足解消も頭痛解消に繋がります。ウォーキングやストレッチといった軽い運動を習慣化し、ゆっくりと運動不足を解消していくことも頭痛解消に繋がります。
・首まわりをあたためよう。
頭痛は首や肩のコリから来ていることが多いです。入浴時にしっかりと首周りを温めたタオルで巻いてあげ、筋肉をリラックスさせてあげることは効果的です。そうすることで血流が良くなり、頭痛が解消されやすくなります。
■まとめ
以上で肩こりが原因の頭痛について対策法と共に解説いたしました。これを機に頭痛にお悩みの方は、是非こちらの対策法を実践してみてください。
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