顔のむくみの原因とは|3つわかりやすく解説

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顔のむくみの原因とは|3つわかりやすく解説

顔のむくみの原因としてまず第一に考えられることは、水分の取り過ぎによるものです。人間は1日に2リットル前後の水分を、1日数回に分けてこまめに摂取した方がよいとされています。

しかし1日に2リットル以上の水分を摂取したり、一度に大量の水分を摂取した場合には、体の中に余分な水分が増えることとなるでしょう。とくにアルコールに関しては十分な注意が必要で、アルコールを摂取することにより血中アルコール濃度の数値が上がり、血管が拡張します。これにより血管から染み出す水分が増加し、むくむ原因となるでしょう。

また塩分の摂取し過ぎてしまうとのどが渇き、水が飲みたくなってしまいます。そのため辛いものや味の濃いものは控えた方がよいでしょう。またミネラルの一つであり、体内にある塩分とのバランスを取りながら体の状態を安定させる成分にカリウムが挙げられます。カリウムが不足すると体の中には塩分が多くなり、のどの渇きにつながることになります。これにより水分を取り過ぎることになるでしょう。

水分を取り過ぎたとしても、汗をかくことで体内から水分を排出することになり抑えることはできますが、あまり汗をかかない状態は水分を排出することができず、むくみにつながりやすいといえます。有酸素運動を行ったり、おふろにゆっくりつかるなどして、代謝を良くし、汗をかきやすい状態を意識しましょう。

そしてホルモンバランスの影響も原因の一つとされています。女性の場合には月に一度の月経がありますが、月経の最中にはむくみやすくなるといえます。また月経前に分泌されるホルモンには、体内に水をためる働きがあると考えられているため十分な注意が必要です。

多くの場合、顔のむくみは時間がたてば自然に収まるケースがほとんどですが、なかなか収まることがなかったり、何日も続いている場合には病気が潜んでいる可能性もあるでしょう。

何日も続いている場合には水分を体外に排出する働きを担う腎臓に問題が発生している可能性があり、もしもタンパク尿や血尿が併発している場合は、腎臓のろ過機能が正常に働かなくなるネフローゼ症候群が疑われます。また肝硬変や肺がん、心臓の病気によっても顔がむくむことが考えられています。

もしも毎朝むくみの症状に悩まされているのであれば、塩分や水分、アルコールの摂取を控え、しっかりマッサージを行う必要があるでしょう。もしもマッサージをして解消されない場合や毎日のように症状に悩まされる場合には病気のサインかもしれないので、早めに病院を受診するようにしましょう。

 

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