もしかして、夜遅くにご飯を食べて、お腹いっぱいのまま眠っていませんか?
ぐっすり眠れる感覚がない上、便秘気味でお腹のスッキリ感がない。
食べてすぐ寝ると腸の動きが悪くなる。
その鍵を握るのが”空腹期消化管運動”
この運動は、食後2~3時間経って、食べた物の消化が一段落した後に小腸で始まります。
消化された食べ物や残りかすを腸の奥へ送り込み、小腸をしっかり掃除してくれる!!
便のもとを大腸へ送る重要な働きでもあります。
ただ、この動きが出るためには睡眠時に胃が空っぽであることが重要。
胃に食べ物が残った状態で眠ると、この運動が出にくくなります。
分かれ目は、深夜の過ごし方
起きて間食していると・・・
夕食を遅くとってすぐに寝たり、夕食の後寝る前につまみ食いをするのは腸の汚れのもと。
胃に食べ物がある状態だと、“空腹期消化管運動”が起きにくく、腸は停滞モードに。
眠りも浅くなりがち。翌朝も食欲が湧かず朝食抜きとなると、さらに便意が起こりにくく、便秘になりやすい。
ぐっすり眠っていると・・
早めに夕食を済ませ、早く寝ると、夕食後から就寝まで3~4時間は空く。
胃は空っぽの状態なのでぐっすり眠れ、小腸では“空腹期消化管運動”が行われてお掃除モードに。
大腸に便のもとが送られ、大腸は自動的に動き出す。
そのため、翌朝のお通じもスムーズ。
腸の中も停滞しにくくなる。
睡眠と腸の働きは、密接に関係している!
腸内洗浄に駆け込む女性は、夜遅く食事をしていて、きちんと眠れていない人が圧倒的に多いというデータも。
実際、便秘や過敏性腸症候群(IBS)の人は、睡眠の質が悪いという研究報告もある。
弱った腸のデトックス力を高めてぐっすり眠るなら、まずは夜の食事から見直してみよう(^_-)-☆
[information information=””]