頭痛編の2回目ということで3種類の頭痛のうちで群発頭痛について紹介したいと思います。
群発頭痛とは?
群発頭痛は、緊張型頭痛や片頭痛と比べて患者数が少ないため、聞き慣れないかもしれません。
この名称は、群発地震のように、ある期間に集中して頭痛が起こるところからつけられました。
たとえば、春先や秋口など季節の変わり目にはじまり、一度痛みがあらわれると、毎日のように頭痛を起こすようになります。痛みは一定期間、たいていは1~2ヵ月くらい続きます。
その後、半年から2~3年と、しばらく時間がたった後、再び同じような頭痛に見舞われるのです。頭痛の起こっている期間のことを「群発期」と呼んでいます。
群発頭痛の原因とは?
群発頭痛ではアルコールがトリガーになり、飲酒後40分から1時間ほどたった頃に発作があらわれやすいといわれています。群発期には、飲酒するとほぼ確実に頭痛が起きるため、どんなにお酒好きの人もその期間はアルコールを避けるようです。
それ以外にもタバコや気圧の急激な変化なども誘因となるといわれています。
群発頭痛のメカニズムとは?
群発頭痛の発症のメカニズムについては、まだまだ明らかにされていない点が多いのですが、頭部の血管の拡張がかかわっていると考えられています。群発頭痛の場合は、目の後ろを通っている血管が拡張して炎症を引き起こすため、目の奥が痛むといわれています。
また、この血管を取り巻いて、涙腺のはたらきや瞳孔の大きさをコントロールしている自律神経が刺激されて、涙が出る、瞳孔が小さくなるといった症状を伴うこともあります。
群発頭痛の治療法とは?
群発頭痛の治療は、薬物療法と酸素吸入法による治療が中心になります。群発頭痛の激痛は、鎮痛薬を服用しても抑えられないことも多く、「純酸素吸入法」も有効です。
純酸素吸入法は、医療用の純度100%の酸素をフェイスマスクを通して毎分7リットルを15分吸入する治療法で、たいていは酸素を吸入して5分ほどで痛みは軽くなってきます。
整体のすすめ
そもそも頭痛を根本的に解決していくためには自然治癒力を強化して根本的に体質改善することが必要となってくると思われます。整体であればそれらのことを可能にするだけでなく体調の改善にもつながるということが証明されています。
いかがでしたでしょうか。
これを機に整体についても考えてみることをお勧めします。
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