産前の骨盤ケアなら、妊娠高血圧症候群を予防できる?!

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産前の骨盤ケアなら、妊娠高血圧症候群を予防できる?!

「骨盤の緩みが気になる!」
「骨盤が緩んでいると様々な症状に関係するみたいだけど、具体的にはどんなものが考えられるの?」
と思ったことはありませんか?妊娠すると筋肉や靭帯を緩めて骨盤を広げるホルモンが分泌されます。

そのため、元からあまり筋肉がない方は、骨盤が緩みすぎて、様々な症状を起こしてしまう場合があります。その一つに、妊娠高血圧症候群があります。妊娠高血圧症候群とは、一体どのような症状なのでしょうか?

■妊娠高血圧症候群とは?

妊娠高血圧症候群は、一昔前まで妊娠中毒症とひとくくりにされていました。妊娠中毒症は、お母さんに、妊娠前にはなかった症状が妊娠中期以降にあらわれることを指します。その症状として、高血圧、蛋白尿、むくみの内のいずれか一つ、あるいは二つ以上あらわれます。妊娠高血圧症候群は、この妊娠中毒症の内、高血圧を伴う状態をいいます。

妊娠中毒症が起こるとお母さん、赤ちゃんに様々な障害をもたらすことも多く、昔からお医者さんも注意を払ってきた症状です。しかし、医学研究が進むにつれ、お母さんや赤ちゃんに障害をもたらす異常は、高血圧を伴ったものが中心であると分かってきました。

高血圧を伴う症状の方に対して、さらに注意深くなる必要があったのです。妊娠中毒症の中でも蛋白尿、むくみだけの方と、高血圧を伴う方を分けるために、妊娠高血圧症候群という病名が採用されています。

どうして妊娠中に、高血圧になってしまうのでしょうか。実は、骨盤のゆるみが関係しています。骨盤が緩むと、子宮などの内臓の位置が下がります。すると、子宮の血液の流れも圧迫し、古い血液がたまりやすくなります。また、蛋白尿を伴う場合もあると紹介しました。それはこの圧迫と同じことが腎臓でも起こることによって、腎臓が弱り、蛋白尿が出るのです。また、蛋白尿が出ることにより、高血圧にもなります。

■どうすればいいの?

お母さんや赤ちゃんに様々な異常をもたらす、妊娠高血圧症候群。どうすれば予防できるのでしょうか?妊娠高血圧症候群の予防には骨盤内の血液循環の改善が必須です。骨盤の中の血液循環をよくするためには、内臓を正しい位置に戻すことが大切です。子宮など内臓の位置が正しい場所に戻ると、胎盤の中にも新鮮な血液がたくさん入ってきます。内臓を正しい位置に戻して骨盤を整えることが、血液循環の改善につながるのです。

妊娠高血圧症候群を予防するには、内臓を正しい位置に戻してから骨盤を整えることが大切です。しかし一人で行うとなると、不安もありますよね。骨盤の緩みが気になる方は是非一度、当院にご相談ください。胎盤内の血液循環を改善して、お母さんも赤ちゃんを安心しましょう!

 

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