多くの日本人が悩まされている腰痛。
日本全国で2800万人が腰痛に関して何らかの悩みを持っているというデータもあるほど、腰痛は日本人にとってまさに「国民病」ともいえるほど多くの人が苦しんでいます。
そんな厄介で不快な腰痛、自分でできる対策はないのでしょうか。
そこで今回は、誰でも手軽に行うことができる腰痛が発生した時の対処法をご紹介します。
□腰が痛くなる原因
そもそもなぜ、腰痛が発生してしまうのでしょうか。
その最大の原因は腰への負担を原因とした筋肉疲労や腰骨へのダメージです。
腰は体の中でも最も局地的に、そして強く負担がかかる部位のひとつです。
クッションの役割を果たしてくれる椎間板の衝撃吸収力は年々劣化、腰痛は元の位置からゆがみ、長年蓄積したダメージは腰痛という形で徐々に表面化します。
また、精神的なストレスによる自律神経のバランスの乱れも、痛みを強く感じさせる原因となります。
□腰痛が発生した時の対処法
腰痛の原因が分かったところで、続いて、腰痛が発生した時の対処法について解説します。
慢性的な腰痛に最も効果的なのは柔軟体操やストレッチです。
腰を、痛みの少ない方向へと伸ばしてあげると、腰のゆがみ矯正、また、関節の可動をよくする効果を期待できます。
しかし、闇雲に腰を曲げればよいという訳ではありません。
急に腰を動かせば、腰痛悪化の原因となりかねません。
また、体が十分温まった状態で行いましょう。体がほぐれていない状態で腰を曲げると、これまた腰痛悪化の原因となりかねません。
□腰痛にならないからだ作りが最も重要
腰痛は日々の暮らしの中に原因があることがしばしばあります。
普段から腰痛にならないような行動を取ることが重要です。
ベタな対策ではありますが、背筋を伸ばすことは大変重要です。
というのも背骨は、本来の位置にある場合、背中や腰にかかる負荷を分散させてくれる働きを持っています。
正しい背骨の位置は腰痛防止を考える際、大変重要な要因なのです。
また、日々の運動も腰痛防止にとって大変重要です。
腰回りの骨や筋肉の強化、正しい姿勢、また、新陳代謝の改善やストレス解消に一役買ってくれます。
運動は体の中の健康状態だけでなく、腰痛防止にも大変効果的なのです。
多くの人が悩みを抱える腰回りの痛み。その対策には普段の生活習慣の見直し、また、負荷を掛けない程度の優しいストレッチが効果的です。
日々の姿勢に注意を払い、腰回りのストレッチを習慣化しましょう。
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