妊娠中の方なら骨盤のゆがみが気になるものですよね。
皆さんはしっかり骨盤ケアをしていますか？
実は骨盤のゆがみがスタイルだけでなく、他にも影響を及ぼしてしまうものです。
そこで今回は妊娠中の骨盤のゆがみが一体何に関係してくるのかご紹介していきます。
・骨盤のゆがみ放置は赤ちゃんやお母さんへの負担の原因に
赤ちゃんはお母さんの体の中で大きくなっていきます。
そのためお母さんの体の変化が赤ちゃんにも影響を及ぼすことは忘れないようにしましょう。
骨盤ケアをしていなかったという方は、下記の説明を読んで骨盤ケアの重要性を把握しましょう。
・切迫早産や早産になる可能性が高まる
骨盤がゆるんでしまうと、子宮などの内臓がどんどん下へ下がってきます。
子宮が下がりすぎてしまうと、子宮と骨盤底筋群の間にある子宮頚管が押しつぶされてしまいます。
そうなると、圧迫のせいで子宮収縮が起きたり、子宮頚管が短くなって、切迫早産や早産の可能性が高まってしまうのです。
切迫早産となれば、母体にも負担がかかりますよね。
そうならないためにも、妊娠中の骨盤ケアはしっかりとしておきたいものです。
・逆子になってしまう
骨盤のゆがみによって逆手になってしまうのも意外ですよね。
逆子になる多くの場合、母体の骨盤のゆるみのために赤ちゃんが下がりすぎて、赤ちゃんのお尻がお母さんの骨盤にスッポリとはまって抜け出せなくなるのが原因だと言われています。
反対にお母さんのお腹周りの筋肉が収縮せずにカチカチの状態だと、窮屈になって赤ちゃんがうまく頭を下にしようと回れなくなったりします。
・お産の進行にも影響が！
赤ちゃんは回転しながら産まれてきます。
しかし骨盤がゆがんでいると、仙骨の外側部分が骨盤の内側に食い込んででっぱり、赤ちゃんの頭を引っ掛けてしまうことがあります。
赤ちゃんがこの部分に引っかかってしまえばうまく回れなくなり、お産の進行もストップしてしまう可能性が出てきてしまうのです。
お産があまり長引くと吸引分娩や、鉗子分娩、帝王切開の必要が出てきてしまい、赤ちゃんにも母体にも負担をかけることになります。
いかがでしたか。
骨盤ケアをしていないと、お母さんだけでなく、赤ちゃんにも負担がかかることになります。
やはり出産は赤ちゃん、お母さんともに、安産であってほしいものですよね。
妊娠中はどれだけ忙しくても、骨盤ケアを忘れないようにしましょう。
次回もお楽しみに。
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