冷え性に効くツボとしてよく言われているところをいくつか紹介します。
まずは【三陰交(さんいんこう)】というところで、ここは足首の内側にあります。
内くるぶしの1番高い場所から指4本分程度上にあって、骨が感じられるところの境目ぐらいにあります。
強く押すと痛みが感じられる事もありますから、痛みを感じない程度の力で押すようにしましょう。
これは他のツボでも言えることですが、痛みを感じるというのは圧が強すぎるという事を意味していますから、そのような力は要りません。
ツボは刺激を与える事が目的であって圧を入れるという事は全く目的ではありません、強く押せば効果が上がるという事はありませんから、痛いと感じる事があってはいけないのです。
痛みを感じると人は筋肉を硬直させて防御の体制を取る事になりますから、百害あって一利なしぐらいに考えておいていいでしょう。
圧は気持ちいいというのがベストで痛いというのは論外だと考えましょう。
更には【至陰(しいん)】というところがあります。
これは足の小指の付け根の外側にあるところで、触ると結構痛いと感じる人もいるかもしれませんから、ゆっくりと優しい圧を加えるというイメージですると良いはずです。丁寧にすると気持ちいい事も分かってくるはずです。
【足三里(あしさんり)】というのは、かなり有名なツボでもあるので知っている人も多いかもしれません。
膝の外側にあって、皿の下のくぼみから指4 本分程度下になります。弁慶の泣きどころとも言われるところなので、ここも丁寧に押すことを考えましょう。
【腎兪(じんゆ)】は肋骨の一番下の骨と同じ高さなので、腰をしたから探って、肋骨を見つけてその中心線から左右指2本分のところを探すと分かります。
ツボ押しも冷え性の改善には良いのですが、本格的に考えるのであれば整体を考えた方が良いかもしれません。
整体の場合は、その人の症状に合わせて適切且つ効率よく施術をしてくれるという事が期待できるので、改善期待も大きくなりますし、問題の根本治療を考える事も出来るようになるでしょう。
ほとんどの人が冷え性で悩んでいても、その根本原因を明確にする事無く、その場限りの応急処置のような事をしているので、なかなか本質的な改善効果を期待することが難しいところもあるのですが、整体でこれを改善しようとすると、まずは根本的な問題を探してそれに対して処置をするということをするので、全ての施術がこの根本的な問題解決を考えて行われるという事になります。
一つ一つの施術そのものは自分でも出来るという事もあるかもしれませんが、この大元の原因に対してアプローチ出来るのは整体ならではです。
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