今、独特の粘りを持った「ぬるぬる食材」に注目が集まっているようです。
ぬるぬる食材にはダイエットや美肌などの美容、健康効果が期待できるものが多いそうです。
でも、一口にぬるぬる食材と言っても、その種類は豊富。
そこで今回は、おすすめのぬるぬる食材ベスト5とその特徴をご紹介します。
「納豆」
ぬるぬる食材の代表ともいえる納豆。
タンパク質の消化吸収を助けたり、のど・目・鼻・胃などの粘膜を刺激から守ったりする働きがあるんです。
ナットウキナーゼ・ポリアミン・レシチン・タンパク質・ビタミン・ミネラル・食物繊維などの成分も豊富に含まれ、美肌や便秘解消効果が期待できます。
50回以上混ぜるのが、美味しく食べるポイントですよ。
「モロヘイヤ」
野菜の中でおすすめのぬるぬる食材が、モロヘイヤです。
その他に、βカロテン・ビタミンB1・B2・ビタミンB3といったビタミン類や、カルシウム・マグネシウム・ナトリウムといったミネラル類も含まれています。
その豊富な栄養から、「野菜の王様」とも呼ばれているんですよ。
「山芋」
とろろ芋として、日本で昔から親しまれている山芋。
この山芋には、胃の粘膜を保護するムチンに加え、
・消化酵素アミラーゼ・グルコシターゼ・ジアスターゼ
・ 疲労の原因物質・乳酸を分解するビタミンB1
・疲労の原因物質・アンモニアを解毒するアルギニン
などが含まれることから、疲労回復に効果的だといわれています。
「なめこ」
ぬるぬるで有名なきのこといえば、なめこですよね。
なめこには、不溶性のβ-グルカンと2種類の食物繊維が含まれており、便秘解消が期待できます。
β-グルカンは、免疫細胞を活性化させ、アレルギーや生活習慣病などの予防に役立つとして、様々な研究が進んでいる成分です。
水分が多くヘルシーなので、ダイエット食材としても人気ですよ。
「アカモク」
アカモクは、近年海外からも注目が集まっている海藻です。
ワカメやモズクなどのぬるぬる成分でもあるフコイダンが豊富で、免疫力UPやコレストロール値の低下などに効果があるといわれています。
また、抗酸化作用・脂肪燃焼作用があるとされるフコキサンチンも、海藻の中でも最も多い含有率だそうです。
さらに、ミネラル・食物繊維・ビタミンK・ポリフェノールなどもバランスよくとることができる、スーパー海藻なんですよ。
ぬるぬる成分に加えて、様々な栄養も豊富な「ぬるぬる食材」。
ぜひ、いつもの食卓に加えてみてくださいね。
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