骨盤は妊娠時において最も大切な部分です。
今回はそんな骨盤を修正することで得られるメリットと、歪みの予防方法についてご紹介します。
■妊娠で骨盤が歪む!?
妊娠すると、女性ホルモンは大きく変化します。
女性は妊娠に伴い、脳から女性ホルモンが大量に分泌されるため体が胎児を受け入れ出産できる身体に変化していきます。
その際に骨盤が開くのです。
骨盤が開く理由は、胎児を守り、出産するためですが、妊娠した時にすでに骨盤が歪んでしまっていると身体に色々な悪影響を及ぼします。例えば、身体の冷えやむくみ、肥満、腰痛、膝痛などです。
そのため、出産前に骨盤の歪みをなおし、産後に備えなければいけません。
■産前の骨盤ケアのメリット
妊娠中は身体が激しく変化します。そのため、産前に骨盤の歪みを直しておいた方が、産後に悪影響が出にくくなります。
産前の骨盤ケアには主に、5つのメリットがあります。
・骨盤周りの筋肉バランスが整えられ、力が入りやすくなる
・骨盤がうまく開くようになり、骨盤への負担が少なくなる
・産後の身体の戻りが早くなる
・体調がよくなり、母乳が出やすくなる
・下半身の筋肉に弾力性が出るため、妊娠線ができにくい
骨盤は多数の筋肉に支えられています。
骨盤が歪んでいると、筋肉も衰えてしまうため、下半身の力が出しにくくなります。
出産時に胎児を体外へ押し出すためには下半身の踏ん張りが必要ですが骨盤が歪んで下半身の筋肉が衰退してしまうと筋肉の力が弱くなってしまい、出産時に十分踏ん張ることができず難産になってしまう可能性もあるのです。
整体で骨盤を産前にケアすることで新陳代謝もよくなり、体全体の免疫力も上がります。
■妊娠中に骨盤の歪みを予防する方法
骨盤は日常生活のちょっとした癖ですぐに歪んでしまいます。
例えば、足を組む、横座りをする、頬杖をつく、スマホの使いすぎなどです。特に妊娠中に気をつけるべきポイントを以下にご紹介します。
・歩きやすい靴を履く
ヒールなどバランスをとりにくい靴を履くと、骨盤が歪みやすくなります。
・寝る時は横向きで寝る
妊娠中はお腹の胎児の重さで骨盤が歪んでしまうことがあります。
そのため、横向きで寝て腰とお尻への負担を減らすようにしてください。
・正しい姿勢で座る
足を組んだり、猫背で座ったりすることが習慣付いてしまっていると骨盤が歪んでいる可能性が高いです。
背筋を伸ばして座るようにしましょう。
いかがでしたか。
産前に骨盤を修正しておくことで、出産後の育児もすこし楽になります。
是非、整体で骨盤のケアをしてみてくださいね。
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