整体院が解説、生理痛と骨盤の関係性について

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整体院が解説、生理痛と骨盤の関係性について

女性を悩ませる生理痛。痛みが酷いと体もだるく、何もやる気が起きません。
できるだけ軽くしたいこの厄介な生理痛、実は骨盤のゆがみや開閉が原因のひとつであることをご存じでしょうか。
今回は、なぜ骨盤のずれが生理痛を引き起こしてしまうのか、そのメカニズムをご紹介します。

□骨盤のゆがみは血液循環の悪化を促す。

骨盤のゆがみが原因で、骨盤内外の筋肉や組織は緊張状態となります。
子宮や卵巣に必要以上の圧力がかかり、周辺の血行が悪化してしまいます。
また骨盤内の毛細血管も圧迫されるため血行不良となり、経血の排泄を促すプロスタグランジンというホルモンが大量に分泌されます。
このホルモンは子宮を収縮させる効果があるため、必要以上にホルモンが分泌されると生理痛が重くなってしまうのです。

□ゆがみはホルモンバランスの乱れにもつながる

骨盤のゆがみは血行不良だけでなく、ホルモンバランスの乱れをも生み出してしまいます。
骨盤の中央にある神経は子宮や卵巣に直接繋がっています。
骨盤のゆがみによって神経が過剰な反応を示すと、女性ホルモンが乱れ、生理痛だけでなく、便秘や肌荒れなど様々な症状を引き起こします。

□骨盤の開閉も原因のひとつ

骨盤は生理の周期に合わせて開閉する性質を持っています。
これは経血がうまく体外へ排出されるようにするためであり、開始2日目に最も大きく開きます。
通常なら4日ほどで生理は収まり、骨盤は閉まるのですが、骨盤が開閉する力が弱まっている人は4日以上生理が続き、中々収まらない状態に陥ることがあります。
この状態に陥ると、生理痛が通常よりも長くなり、痛みに苦しむ期間も長くなってしまいます。

□骨盤のゆがみや開閉力低下の原因

骨盤の問題に関する原因として様々な要因が考えられます。
最大の原因はお腹周りの「冷え」です。基礎体温が低いと血行不良、ホルモンバランスの乱れが起こり、生理痛が酷くなってしまいます。
また、猫背やカバンを片側に掛けるといった生活習慣による体の傾き、パソコンやスマホの長時間使用など、現代人の生活習慣が大きな原因となっています。

骨盤と生理痛に関係があることは意外と知られていません。
また、骨盤のゆがみの原因の多くは日常生活の何気ない行動の中に潜んでいます。

骨盤のゆがみが起こらないよう、日頃から規則正しい生活や正しい姿勢を心がけ生活しましょう。
ひどく、長期間に及んでいた生理痛も緩和されるかも知れません。

 

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